2011年 02月 25日
八九戦車コンテスト その2 |
浜田和彦さん 「のらくろ戦車、前へ」
戦車の形のレトロなイメージから、戦前マンガの「のらくろ」を乗せてみました。
のらくろのフィギュアは、タミヤエポパテによるスクラッチです。 フィギュアは2体以上欲しいところでしたが、タイムアップとなりました。
戦車の製作自体は楽しめました。(1週間くらいで製作~完成)
のらくろのアニメに出てた戦車の形状は、すっかり忘れてしまいました。
他のキャラをからめてみたかったです。やはり・・・
海軍色の暗緑色をベースに明暗をつけて、クリヤーイエローやクリヤーブルーで色味を変化させようと思いましたが、あまり効果がありませんでした。
ベースはコトブキヤのプラ製ベース(木目がプリントされている)
柳田大輔さん 「陸軍戦車隊 西南部隊」
基本的にキットをストレートに。FM社のエッチングと砲身を付けました。
カステンを組んでいる最中、タミヤのニッパーで切っていたらパーツ破損が多発して65枚目の段階で足りなくなってしまいました。 俺の金と労力を返せ! 皆さんシリウスのニッパーを使いましょう。
仕上げの時にキャタピラを片方表裏逆につけている事に気づきました。阿呆ですね。
クレオスのカラーセットが売り切れていたので、塗装図を参考に適当に混ぜてでっち上げました。 黄色の帯だけ筆塗りです。 基本に忠実に、ベースの色を明るい色味にしましたが、やり過ぎました。
マーキングはタミヤエナメルによる手描き。勿論でっち上げです。 「くまげ」とは屋久島・種子島地方の事で、沖縄の次は我が身かと皆が震えていたそうです。
ハッチが開いているからといって、「こいつ、フィギュア載せるつもりだったのに間に合わなかったんだな・・・」とか推測するのはご勘弁下さい。
傳法谷康輔さん 「れいぎ」
筆にてくっきりした迷彩にして、エナメルで汚して水性アクリルで汚しました。
モデルカステンのキャタピラとエッチングパーツを初めて使ってみました。
大崎 元さん 「祈り」
イメージは敵として戦いましたが、憎しみだけでなく人として礼をつくす・・・ 戦死者だけでなく平和を祈る・・・です。
刀と機関銃を握る海軍さん。敬礼と数珠を合わせる陸軍さん。軍服が少しやぼったく汚れている陸軍さん。こぎれいにしている海軍さんの対比を表わしてみました。
死体を置こうかと考えましたが、白と赤の花を置きました。 ハッチを開けているのに中身は手をつけていません。それが作れるよう、次回頑張ります。
以上、8点の作品をご紹介しました。 コメントは原文のままです。
皆さん、色々な拘りを表現しようと死力を尽くしたようです。 月末発表まで今しばらくお待ち下さい。
審査するのにハチキューってな~に?ではしまらないので、組み上げてみました。
組むのは、突きつけ接着部分に気を使うのと、パーツの接合面をカンナがけで掘り込んでいます。
このような面攻勢は裏側を一段掘り込んだほうが合わせやすいでしょう。 砲塔のリベットはヒートペンで打ち直しですぅー。
塗装はMrカラー16番濃緑色で行いましたが、ちょっと遊んでみました。 薄いと思われる部分は予めMr.メタルカーのダークアイアンを筆塗りしておきました。 そこへ濃緑色を被せるようにエアブラシすると、黒に近くなってしまいます。そこで、サフ部分には濃緑色を吹き、ダークアイアンの部分は一段明るい色の134番、草色を薄く吹きつけました。 ナント、最後は同じ色調になっているではありませんか! 別に黒立ち上げなどせずとも、色の選択を誤らなければ1回で済ませることができます。例えば、濃緑色などがなく、明るい色しかない時には黒立ち上げは有効と思われます。 仕上げとして、足回りにアース系数色で汚しのエアブラシ。さらに溶剤で薄めて「空気吹き」を行いました。 スミ入れ・ドライブラシで軽く仕上げてありますが、単品作品なので、ウェザリングは戦場を反映したものではありません。 塗装仕上げは1日で済ませました。サッサッとね。
細かいパーツ2個、ワープしてしまいました。小さすぎっ!
by shisyo_orion
| 2011-02-25 19:11
| 完成したぞ!