2011年 02月 28日
89式戦車コンテスト オリオンの金賞 |
アーマーモデリング誌の呼びかけによる全国15店合同企画。
新しい方向性ではありますが、果たして日本軍、しかも八九式戦車。
???な方々が多かったのは事実。 コンテスト故、どう料理するかが問われる難しいアイテムです。
それだけに買われている方々に比べ、応募された方が少なかった印象を受けます。
金賞
そんな中で、オリオンモデルズは堀越勝己さんが金賞を受賞しました!
おめでとうございます
土ホコリ舞う中国戦線を行軍する歩兵、そんな歩兵の苦労が情景の中に滲み出ています。 当時のプロパガンダの落書きも、史実どおりですね。こういった部分にもキチンと踏み込んでいるのは、臭いものにフタをする傾向のある戦後と決別し、冷静に史実を見直す時代になってきたと思います。「抗日」・「強盗日本」とくれば、「暴支鷹懲」となるわけです。これを政治的作品と捉えるのは間違いで、田舎出身の兵隊さん達の風情が垣間見られます。 フィギュアの塗装はもうちょっと丁寧さが求められますが、全体的な雰囲気は日本軍らしさが出ています。
銀賞
小笠原英晃さんのビネットが第2位。
日本軍モノを扱わせればこの方! といわれる小笠原さんの作品は小さいビネットながら、小気味良くまとまっています。車上の兵隊が一番の役者です。フィギュアもうまく塗り分けられていますが、コンテスト作品としての迫力は堀越さんが一枚上手。 でも上手いです。 迫力を出す何か、次回に期待です。
銅賞
第3位は浜田和彦さんののらくらです。
もー、これなんですねー、コレ。これで情景作品が出来ていたらオリオンでは金賞間違いなかったですよー。ブルとかみんな登場させて、のらくろ戦車隊。全部スクラッチするのは短い時間ではタイヘンですよねー。基本的にオリオンでは単品作品にはフィギュアは不要と考えています。その分、車両に気を使って欲しいからです。車両もおろそか、フィギュアも・・・というよりはビッとした切れのある車両単品作品を望みますが、のらくろ君には負けました。こー来なくっちゃ、って感じです、ホント。 戦車の汚し塗装は、のらくろ合わせでは難しいですね。単品作品としては、これで良しとしますかー。
金賞作品のみ全国大会参加となりますが、受賞されなかった作品にもそれぞれの「持ち味」があり、中々考えさせられる結果でした。
以上、オリオンモデルズ選出の上位3作品をご紹介しました。
堀越さんの全国区でのご健闘をお祈りいたします。
昨日は、8名程で、船の講習会を行いました。殆どの方々が初めて1/700をイジるということで、タイヘン有意義な一日でした。
講師の堀越氏の講義も熱が入り、前夜深夜までレジメ作りをして結果、予定を大幅にオーバーして1時間以上も心構えからなにやらと、ありがたい?時間を過ごせました。
新しい方向性ではありますが、果たして日本軍、しかも八九式戦車。
???な方々が多かったのは事実。 コンテスト故、どう料理するかが問われる難しいアイテムです。
それだけに買われている方々に比べ、応募された方が少なかった印象を受けます。
金賞
そんな中で、オリオンモデルズは堀越勝己さんが金賞を受賞しました!
おめでとうございます
土ホコリ舞う中国戦線を行軍する歩兵、そんな歩兵の苦労が情景の中に滲み出ています。 当時のプロパガンダの落書きも、史実どおりですね。こういった部分にもキチンと踏み込んでいるのは、臭いものにフタをする傾向のある戦後と決別し、冷静に史実を見直す時代になってきたと思います。「抗日」・「強盗日本」とくれば、「暴支鷹懲」となるわけです。これを政治的作品と捉えるのは間違いで、田舎出身の兵隊さん達の風情が垣間見られます。 フィギュアの塗装はもうちょっと丁寧さが求められますが、全体的な雰囲気は日本軍らしさが出ています。
銀賞
小笠原英晃さんのビネットが第2位。
日本軍モノを扱わせればこの方! といわれる小笠原さんの作品は小さいビネットながら、小気味良くまとまっています。車上の兵隊が一番の役者です。フィギュアもうまく塗り分けられていますが、コンテスト作品としての迫力は堀越さんが一枚上手。 でも上手いです。 迫力を出す何か、次回に期待です。
銅賞
第3位は浜田和彦さんののらくらです。
もー、これなんですねー、コレ。これで情景作品が出来ていたらオリオンでは金賞間違いなかったですよー。ブルとかみんな登場させて、のらくろ戦車隊。全部スクラッチするのは短い時間ではタイヘンですよねー。基本的にオリオンでは単品作品にはフィギュアは不要と考えています。その分、車両に気を使って欲しいからです。車両もおろそか、フィギュアも・・・というよりはビッとした切れのある車両単品作品を望みますが、のらくろ君には負けました。こー来なくっちゃ、って感じです、ホント。 戦車の汚し塗装は、のらくろ合わせでは難しいですね。単品作品としては、これで良しとしますかー。
金賞作品のみ全国大会参加となりますが、受賞されなかった作品にもそれぞれの「持ち味」があり、中々考えさせられる結果でした。
以上、オリオンモデルズ選出の上位3作品をご紹介しました。
堀越さんの全国区でのご健闘をお祈りいたします。
昨日は、8名程で、船の講習会を行いました。殆どの方々が初めて1/700をイジるということで、タイヘン有意義な一日でした。
講師の堀越氏の講義も熱が入り、前夜深夜までレジメ作りをして結果、予定を大幅にオーバーして1時間以上も心構えからなにやらと、ありがたい?時間を過ごせました。
by shisyo_orion
| 2011-02-28 16:04
| 下町横丁