2012年 01月 31日
2012年模競第1戦 結果・作品発表 4 |
No.26 大塚様 「T-34/76 チェリヤビンスク」 3pt
履帯をドラゴンに替えたのみ。
塗装に集中!
模型誌作例があるのに参加していただいて恐縮です。
あえて苦言を呈するとすれば、足回りの黒茶色は一考すべきかと。
前述しましたが、シェードの色は影に使うのがベスト。泥道を走っても、黒茶色にならないのは、某の東欧ビデオNo.6をみれば分かります。泥色は使いようってことですな。
No.27 KJT48(こうじたん)様 11pt
適当です。 朝8時ニ塗りました。
インターバルの後の再参加、ありがとう!
工作は何もいうことはありません。たいしたもんです。
写真の色味、これが某の思う色味なんですが、黒立ち上げでは難しいでようなー。
まー、個人の好みの問題ですが、この色味ならば好感の持てる入賞圏の色味となるでしょう。
いい作品をいい感じに表現してほしいのだが・・・。 スマン、某の好みだけかもしれません。
でも、長年やってきて間違ってはいないと思うんだが。 教師(五段)復帰であります。
この上は師範代と師範のみ。色を使いこなす作品、フィギュア必須。何作ってもウマイ。バイク自作(違うかw)などが求められます。情感のある作品作りに邁進されんと欲す。
No.28 武川嘉一郎様 「T-34/76 チェリアビンスク」 1pt
工作について
・ キットの素材を持ち味を生かしつつ、実車写真を参考に
以下、ディテールアップを実施
・砲口: 穴を深くして、ライフリングを再現
・砲塔: 指パテ、ヤスリ等で溶接、溶断を再現
・車体上部: ホーンと機銃の穴の再現
排気管カバーの切断跡再現
排気管の薄々攻撃&ヤレ感表現
ワイヤーをユーレカ製の銅製のものに交換
・車体下部: モーターライズ用の穴塞ぎ(フロント/サイド)
最終減速機カバーの溶接跡を再現
起動輪内側のローラーを再現(殆ど見えない)
フェbbダーを薄々攻撃で精密感を表現
・履帯: PP素材用接着剤で履帯を接着し、たるみを表現
進行方向のモールドを実車に忠実に装着
塗装について
・「戦車模型の作り方」や「模型道場」のDVDを参考に重量感やリアル感を表現
・砲塔: スローガン「エレーナの為に!」を手描きで表現
・車体: 高速で疾走してきた後の状態を塗装で再現
最後に
古いキットなので、整形に時間が掛かりましたが、ディテールアップと塗装の勉強になりました。
今回の修行の場を与えて下さった師匠、マリーナさん、お誕生日のエレーナさん、道場生の皆様、この場をお借りしてお礼申し上げます。
2~3日足りないと思っていたのを、何とかイイ感じなところまでおっつけました。お疲れ様です。
ここが基本で、ここからのひと味を追求しましょう。慣れてくれば、手早くこの位にすることができます。
そっからが大変なんですが、もう一歩前進でありますっ!
No.29 堀越勝己様 表 「無敵関東軍」 裏 「敵陣突破 続け 前進 前進 ウラー 1945.8月に」
32pt獲得して堂々1位!
① 排気メッシュくり抜き
ワイヤー 銅製
真ちゅう穴あきにて機銃表現
② 日本軍は砲側に死すべきとあり、土屋君の話をイメージして銃剣・刺突爆雷を表現
土屋上等兵 突撃であります。
もうT34なんか関係ないような情景作品になっています。T34は戦場を特定する、完全な大道具です。
某氏曰く、T34でなくても成り立っている。 そう、その領域までいければ師範代なのですな。フィギュアも前作よりイケています。唯一の難点は、T34の車体後部のウェザリングのエアブラシが線状になっていて、ブラシワークが読めてしまうこと。師範代ですからちょっとキビしいことを言いますが、皆さんのお手本になる上段者ですからね。スマン。
No.30 百田博司様 「T34/76」 1pt
・ディテールアップ未使用
・ドラゴンの歩兵を乗せています。
・冬季迷彩はチョークの粉をライターオイルに溶かして塗ってから、筆で落としました。
全く定着しませんが、クリアで押さえると色が変になるので全くオススメできません。
石灰はイイと思ったんですがねー。なんせ本物と同じ手法なんですから、剥げちゃうってことでしょ。
それが分かっただけでも参考になりました。フィギュアは何にも語っていませんので、何がしかが必要だろう。
No.31 重信聖作様 「T34/76] 4pt
一夜のやっつけ(入院中)なので おはずかしい・・・。
外泊許可を取っての一夜漬けモデリングとは思えないできばえですねー。
微妙な色身出していますが、シェードがキツいのと、チョロ剥げがうるさいかな。
チョロ剥げ、戦車の塗装はそんなに簡単に剥がれないです。生活感のある部分などにちょこっと施すのがいいだろう。塗膜の上にかかったほこりや土などが擦れて剥がれたようなのが模型的にはいいのかもしれない。
No.31 佐々木勇二郎様 1pt
出戻り2作目です。
また、(自分が考える)最後の工程までできませんでした(へへ’)
お忙しい時間を調整しての作品完成。まずは祝着でござる。
あっ! デカールが剥がれてきてますゾ!
No.33 矢作孝志様 「T34/85] 8pt
本物の枯葉と土でウェザリング
特に枯葉がすみの方に溜まっている所が上手に出来たと思う。
これは面白い! 凄いです。将来の発展性があるウェザリング。実はMGのライター時代にやったことがある手法です。本物の色と落ち着き先には敵う物はないですねー。いやぁー、面白いです、ホント。
No.34 進藤政道様 「T-34/85 フィンランド軍仕様」 1pt
迷彩パターンは博物館の現車両のものです。
楽しみにしていた模競も、世間のしがらみには勝てませんね。貴重な一日が潰れても、、指先塗料で持参される心意気に敬服仕ります。あとで完成させてねー!
No.35 浜田和彦様 「シリアのT34」 7pt
持ち込み前にハッチを飛ばしてしまいました・・・。
対空機銃の工作
エンジングリルのメッシュ化
本体のマーキングは手で作画
おー、これは秀作! 上手いです。ハマちゃんは締め切り過ぎて持ってくることがたまにあるトボケタ御仁なんですが、何とかギリギリセーフ。 マーキングの彩度を落としたり、反対に予備タンクにメタリックな色味もって着たり、堪んないっス! 本格的な情景作品できれば昇段(教師)だな!
さて、某が思うことを勝手に述べさせてもらいましたが、これは仲田裕之が思うことであって、皆さんがそーかもしれないと思っていただければ幸いです。んなことはネェーよ、でも結構です。模競を開催して感じることは、皆さん確実に上手くなっていくことです。横で見ていて分かります。あーだ、こーだと色々とご苦労されているのを、ちょこっとアドバイスなるものを言ってみて、仲田裕之ならこーする的な脳内モデリングをしています。 月刊模型誌とは違った、ここだけライター諸氏、これからも切磋琢磨しましょうゾ。お気に触った方には心よりご容赦願いまする~
以上、全35点の作品をご紹介いたしました。
これに懲りずに、第2戦への参戦よろしくネ。
初めての型もぜひご参加ください。
コンテストではありませんので、精進の場、トレーニングだと思えばいいのですよ。
さて、昨年からの作品が滞留しています。
特に有料ブースに放置されている方は今後写真掲載して告知した後、一定期間後に処分いたします。
さてっと。ご紹介が終わったので、道場主催者としての作品コメントを青字で入れたいと思います。
心して待たれよ!
by shisyo_orion
| 2012-01-31 18:33
| 完成したぞ!