2012年 09月 25日
模競作品のご紹介 1 |
皆さん、こんにちは!
先日行われた模競の作品をご紹介します。
全20点が集まりました。4点が未完成でしたが、参加されました。
それでは結果はいかに?
No.1 野崎 徹様 「岩本徹三 19年ラバウル」 初参加 10pt !
中学以来の出戻りです。 全可動に挑戦しました。 20箇所に挑みましたが、16箇所になりました。
プロペラも回転します。スコアマークはデカールが無かったので手書きしました。
初参加とはいえ、その心意気やヨシッ! であります。 技術が追いついていないのは出戻りゆえで、今後が期待されます。 しかし、やりきったネ!10ptはそういう評価でしょうね。
No.2 小笠原英晃様 「爆風隊 東隼人 一等飛行兵曹搭乗機」 5pt
『0戦はやと』に登場する東隼人一飛曹の零戦です。
1960年代まんがの零戦は皆52型です。丙型など登場していませんがアリイのキットが丙なのでそのまま製作しました。今時800円で買える1/48キットなのでコストパフォーマンスは最高、プロポーションもいいでしょ!でも、トラップたっぷりです。
操縦桿はウ○コ状態、補助翼はプラがかけ、その他はバリだらけです。また、主翼モールド・・上下合いません(無視しました)、キャノピー枠のモールド・・なんと内側にモールド(削りました)、が途中クラックを入れてしまい。そこで分割して泣く泣く第三風防をハセガワのキットより拝借いたしました。(第一風防のみ使用)
コクピット座席は52型丙の背負い式落下傘仕様に改造、ベルトはファインモールドの新製品(キットより値段が高い)胴体銃は右一丁だけに。落下式増加タンクはアリイ製の形が変なのでジャンクパーツからタミヤ?用を拝借、当時おきまりの赤ライを入れました。カウリングの形状は合格ラインだと思うのですが、排気管はいったん切り離して実機っぽく改修(原作通りならそのままで良かったかも!)、ついでに遮熱を追加してます。
鷲のマーキングを自作デカールでつくったのですが経験不足で書けばよかったと後悔、機体色は原作の塗り分けラインからすると中島製の零戦なので暗めの緑でしょうが、原作通り明るめの緑にスピナーはおきまりの赤にしました。
ハセガワさん「クリエーターワークス」五十路仕様3000ロット限定「0戦はやと」「零戦レッド」「あかつき戦闘隊」仕様やりません?
おーっと! きたかっ!って感じの「0戦隼人」。 懐かしいじゃありませんかー。ホント、この頃の漫画の0戦のスピナーは赤だったんですよ。小松崎画伯の絵、そのまま信じていましたからねー。しかし、一体いつ作っているのかなー? これ、1週間でしょ? さすがです・・・。
No.3 鈴木泰教様 「零式艦上戦闘機52型 丙」 1pt
1945年8月 厚木基地所属の機体を製作。
終戦頃の機体なので、整備員があちこち塗装をしたことを考え、日の丸のデカールはデザインナイフの刃先でカリカリと削り、筆で塗装しました。
機体の砂埃はタミヤウェザリングマスターを使用。
パネルの強調をしたくて、リベットを塗装したことが大変でした。
次回、零戦を製作する時は大きさに注意したいと思います。
追加工作
タイヤのブレーキパイプ 0.3mmエナメル線
20mmの機関砲 0.7mm(内径0.5mm)真ちゅうパイプ
ピトー管 0.6mm(内径0.43mm)真ちゅうパイプ
アンテナ線 のばしランナー
リベット打ちならぬ、リベット点描とな!? こういうのはW&Nの面相で毛先だけの接触点描すれば小さな点を描きこめますゾ。 要は再現性ということですな。 戦車模型でも、細かなビスのモールドが省略されているわけで、そこを面相点描打ち~!、で再現すれば、それはそれでスゴイです・・・。
当然、一つ明るい色で点描し、影を半円でもかけば・・・、ってやるかー???
恐れ入りました
No.4 黒岩淳司様 「ゼロ戦64型」 3pt
実機同様 急造品になってしまいました(汗)
えー・・・、間に合わせてくるところはいいのですが、タイヤ、ちゃんと塗ろうネ
爆装ごちゃまんとさせてよ~ん。
No.5 水落竜行様 「二式水戦」 36ptで堂々1位!
ハセガワのキットです。
キットをストレートに組んでいます。
機銃口、排気口、薬きょう排出口の穴を空けなおしたくらいしかいじっていません。
第1位、おめでとう! 最近の水落君はどんどんと伸びていますね。正統派の道を歩んでいて、先々が楽しみな逸材です。ツヤ消しなのに、クリヤー吹いたようなツヤが出ている作風は皆さんの疑問だったようですね。
No.6 秋月にか様 「ななめの音楽」 15pt
Schrange Muzik
A virtual Air Race: Tamiya Team In Pan-pacific Championship
タイトル:ななめの音楽
作者:秋月にか
コメント:最大の見所は繋ぎ目消しでヤスって消えた凸モールド彫り直しのガッタガタ加減、ヨレたキャノピ塗り分け、ゆるい貼り線、そしてヘロったアンテナでしょうか。自分でも情けなくて関孫六で腹でも切りたい気分です。
見ての通りオッサンホイホイなモ子ちゃんデカールvol.2を使った痛機です。痛機ってエアモデルとカーモデルを同時に作るような地獄ですね、ぴかぴかした模型はAFVメインのモデラーにはキツイ。
が、痛モノのキモ、デザインはけっこうイイ線いったのではと自画自賛しております。RQコスプレのモ子ちゃんが左、私服モ子ちゃんをカットして主翼に合わす感じのアシンメトリ配置。モ子ちゃんの私服から決めた配色も気に入ってます。
設定としては、架空の世界でレストアした二式水戦を駆ってエアレースに出場するタミヤのチームといった感じですね。
きたよ、ついに・・・。 口をアングリと開けてしまいました。
説明については、そーなんだ。なんですけど、黄色とか色の配色がウマイです。この黄色、難しいと思います。つまり、技量はあるということですな。 でも、IV号はやらないでくださいネ。ってか、強制はできませんがね、模競だから。
No.7 木島広明様 「タミヤ1/48 零戦22型」 5pt
エンジンプラグコードを追加 ホトンド見えません!
ブレーキコード追加
マスキングゾルでマダラ迷彩
模競、初参加ですな。
普段は戦車を製作されtいるので、この塗装、難しいですよね。工夫して完成されたのは立派です。
いつかやってみたいキットです。
見えないところは作らなくてもイイんじゃない? その分塗装・仕上げに時間かけられますしね。
No.8 清水喜隆様 「墓標」 7pt
アリイのゼロ戦52式です。
キャノピーが厚いなどの問題キットですが、それ以外は気になりません。
表面のモールドもきれいでしたし。
まだ現役キットでいけるのではないですか?
(クリアパーツさえ変えてもらえれば、です。)
色物。またきました! 今度は青です・・・。これで赤が来れば歌歌って踊りだしますよ。
う~む。考え深い作品ですねー。ウマイです!
シャドーボックスでもいいくらい。いつ見ても飽きないです。ジーッと見てしまいます。魔法、掛けた?
No.9 柳田大輔様 タイトルなし 16pt
灰緑色を調色したのですが、ベタ塗りに満足できず、シェード・ハイライトをランダムに吹き付け、更にクリヤーイエロー、クリヤーブルー等で色に表情を付けました。
8月15日 終戦の日に完成。その後全く手を付けられず。最後の一日で何とか手直し。
塗っている際中に、私の中の師匠に「まだまだやり足りないね!」と言われて思い切って大げさにしたら、本物の師匠に「やり過ぎ!」としかられました。
まだまだ精進が足りません・・・。
何かに毒されていない?
これは1/1の動きですな。 そして考えるのです。1/48のこの汚れはこれで普通か?ってね。
デジタルで色味直しちゃいましたが、これでイイかな? やり過ぎかー???
No.10 伊藤俊介様 「零式艦上戦闘機二一型改造複座機」 1pt
未完成で申しわけありません。
これは国立科学館にある二一型複座機を見て、作ってみたいなと思いました。
でも資料とか写真の情報が少なくて困りましたが、頑張って作ってみました。
作っていないけど、アンテナはコクピットの横(?)から両方の昇降舵までつながります。風防は4枚ですが、1枚はまだ作ってない・・・。
これは完成させましょうネ! 未完成ながら、同志と語らえることが大事。心意気やよしっ! であります。
とりあえず、まずはここまで・・・。
一休みしていけそうなら、今夜またアップします。
先日行われた模競の作品をご紹介します。
全20点が集まりました。4点が未完成でしたが、参加されました。
それでは結果はいかに?
No.1 野崎 徹様 「岩本徹三 19年ラバウル」 初参加 10pt !
中学以来の出戻りです。 全可動に挑戦しました。 20箇所に挑みましたが、16箇所になりました。
プロペラも回転します。スコアマークはデカールが無かったので手書きしました。
初参加とはいえ、その心意気やヨシッ! であります。 技術が追いついていないのは出戻りゆえで、今後が期待されます。 しかし、やりきったネ!10ptはそういう評価でしょうね。
No.2 小笠原英晃様 「爆風隊 東隼人 一等飛行兵曹搭乗機」 5pt
『0戦はやと』に登場する東隼人一飛曹の零戦です。
1960年代まんがの零戦は皆52型です。丙型など登場していませんがアリイのキットが丙なのでそのまま製作しました。今時800円で買える1/48キットなのでコストパフォーマンスは最高、プロポーションもいいでしょ!でも、トラップたっぷりです。
操縦桿はウ○コ状態、補助翼はプラがかけ、その他はバリだらけです。また、主翼モールド・・上下合いません(無視しました)、キャノピー枠のモールド・・なんと内側にモールド(削りました)、が途中クラックを入れてしまい。そこで分割して泣く泣く第三風防をハセガワのキットより拝借いたしました。(第一風防のみ使用)
コクピット座席は52型丙の背負い式落下傘仕様に改造、ベルトはファインモールドの新製品(キットより値段が高い)胴体銃は右一丁だけに。落下式増加タンクはアリイ製の形が変なのでジャンクパーツからタミヤ?用を拝借、当時おきまりの赤ライを入れました。カウリングの形状は合格ラインだと思うのですが、排気管はいったん切り離して実機っぽく改修(原作通りならそのままで良かったかも!)、ついでに遮熱を追加してます。
鷲のマーキングを自作デカールでつくったのですが経験不足で書けばよかったと後悔、機体色は原作の塗り分けラインからすると中島製の零戦なので暗めの緑でしょうが、原作通り明るめの緑にスピナーはおきまりの赤にしました。
ハセガワさん「クリエーターワークス」五十路仕様3000ロット限定「0戦はやと」「零戦レッド」「あかつき戦闘隊」仕様やりません?
おーっと! きたかっ!って感じの「0戦隼人」。 懐かしいじゃありませんかー。ホント、この頃の漫画の0戦のスピナーは赤だったんですよ。小松崎画伯の絵、そのまま信じていましたからねー。しかし、一体いつ作っているのかなー? これ、1週間でしょ? さすがです・・・。
No.3 鈴木泰教様 「零式艦上戦闘機52型 丙」 1pt
1945年8月 厚木基地所属の機体を製作。
終戦頃の機体なので、整備員があちこち塗装をしたことを考え、日の丸のデカールはデザインナイフの刃先でカリカリと削り、筆で塗装しました。
機体の砂埃はタミヤウェザリングマスターを使用。
パネルの強調をしたくて、リベットを塗装したことが大変でした。
次回、零戦を製作する時は大きさに注意したいと思います。
追加工作
タイヤのブレーキパイプ 0.3mmエナメル線
20mmの機関砲 0.7mm(内径0.5mm)真ちゅうパイプ
ピトー管 0.6mm(内径0.43mm)真ちゅうパイプ
アンテナ線 のばしランナー
リベット打ちならぬ、リベット点描とな!? こういうのはW&Nの面相で毛先だけの接触点描すれば小さな点を描きこめますゾ。 要は再現性ということですな。 戦車模型でも、細かなビスのモールドが省略されているわけで、そこを面相点描打ち~!、で再現すれば、それはそれでスゴイです・・・。
当然、一つ明るい色で点描し、影を半円でもかけば・・・、ってやるかー???
恐れ入りました
No.4 黒岩淳司様 「ゼロ戦64型」 3pt
実機同様 急造品になってしまいました(汗)
えー・・・、間に合わせてくるところはいいのですが、タイヤ、ちゃんと塗ろうネ
爆装ごちゃまんとさせてよ~ん。
No.5 水落竜行様 「二式水戦」 36ptで堂々1位!
ハセガワのキットです。
キットをストレートに組んでいます。
機銃口、排気口、薬きょう排出口の穴を空けなおしたくらいしかいじっていません。
第1位、おめでとう! 最近の水落君はどんどんと伸びていますね。正統派の道を歩んでいて、先々が楽しみな逸材です。ツヤ消しなのに、クリヤー吹いたようなツヤが出ている作風は皆さんの疑問だったようですね。
No.6 秋月にか様 「ななめの音楽」 15pt
Schrange Muzik
A virtual Air Race: Tamiya Team In Pan-pacific Championship
タイトル:ななめの音楽
作者:秋月にか
コメント:最大の見所は繋ぎ目消しでヤスって消えた凸モールド彫り直しのガッタガタ加減、ヨレたキャノピ塗り分け、ゆるい貼り線、そしてヘロったアンテナでしょうか。自分でも情けなくて関孫六で腹でも切りたい気分です。
見ての通りオッサンホイホイなモ子ちゃんデカールvol.2を使った痛機です。痛機ってエアモデルとカーモデルを同時に作るような地獄ですね、ぴかぴかした模型はAFVメインのモデラーにはキツイ。
が、痛モノのキモ、デザインはけっこうイイ線いったのではと自画自賛しております。RQコスプレのモ子ちゃんが左、私服モ子ちゃんをカットして主翼に合わす感じのアシンメトリ配置。モ子ちゃんの私服から決めた配色も気に入ってます。
設定としては、架空の世界でレストアした二式水戦を駆ってエアレースに出場するタミヤのチームといった感じですね。
きたよ、ついに・・・。 口をアングリと開けてしまいました。
説明については、そーなんだ。なんですけど、黄色とか色の配色がウマイです。この黄色、難しいと思います。つまり、技量はあるということですな。 でも、IV号はやらないでくださいネ。ってか、強制はできませんがね、模競だから。
No.7 木島広明様 「タミヤ1/48 零戦22型」 5pt
エンジンプラグコードを追加 ホトンド見えません!
ブレーキコード追加
マスキングゾルでマダラ迷彩
模競、初参加ですな。
普段は戦車を製作されtいるので、この塗装、難しいですよね。工夫して完成されたのは立派です。
いつかやってみたいキットです。
見えないところは作らなくてもイイんじゃない? その分塗装・仕上げに時間かけられますしね。
No.8 清水喜隆様 「墓標」 7pt
アリイのゼロ戦52式です。
キャノピーが厚いなどの問題キットですが、それ以外は気になりません。
表面のモールドもきれいでしたし。
まだ現役キットでいけるのではないですか?
(クリアパーツさえ変えてもらえれば、です。)
色物。またきました! 今度は青です・・・。これで赤が来れば歌歌って踊りだしますよ。
う~む。考え深い作品ですねー。ウマイです!
シャドーボックスでもいいくらい。いつ見ても飽きないです。ジーッと見てしまいます。魔法、掛けた?
No.9 柳田大輔様 タイトルなし 16pt
灰緑色を調色したのですが、ベタ塗りに満足できず、シェード・ハイライトをランダムに吹き付け、更にクリヤーイエロー、クリヤーブルー等で色に表情を付けました。
8月15日 終戦の日に完成。その後全く手を付けられず。最後の一日で何とか手直し。
塗っている際中に、私の中の師匠に「まだまだやり足りないね!」と言われて思い切って大げさにしたら、本物の師匠に「やり過ぎ!」としかられました。
まだまだ精進が足りません・・・。
何かに毒されていない?
これは1/1の動きですな。 そして考えるのです。1/48のこの汚れはこれで普通か?ってね。
デジタルで色味直しちゃいましたが、これでイイかな? やり過ぎかー???
No.10 伊藤俊介様 「零式艦上戦闘機二一型改造複座機」 1pt
未完成で申しわけありません。
これは国立科学館にある二一型複座機を見て、作ってみたいなと思いました。
でも資料とか写真の情報が少なくて困りましたが、頑張って作ってみました。
作っていないけど、アンテナはコクピットの横(?)から両方の昇降舵までつながります。風防は4枚ですが、1枚はまだ作ってない・・・。
これは完成させましょうネ! 未完成ながら、同志と語らえることが大事。心意気やよしっ! であります。
とりあえず、まずはここまで・・・。
一休みしていけそうなら、今夜またアップします。
by shisyo_orion
| 2012-09-25 22:53
| 完成したぞ!