2013年 10月 10日
3日間の予定が5日間… |
皆さん、長野県よりこんにちは!
ようやくJCOMさんの11月放送分の製作が終わりました。
ホント、手強かったです。 童友社の「姫路城」デラックス版!
1972年の金型でして、当時の設計としては今も通用するロングセラーキットだっ!
「大人のプラモ道」というカテゴリーに見事合致した選択なのだが…
当時の設計を今の眼で見て評価するのは酷だろう。
よく言われる、「合わない」という言葉は少し見当違いなのかもしれない。
製作してみて感じたことは、城郭模型というのは、他の戦車模型などとは違う手順で「組み上げて」いくということでした。 そう、文字どおり「組み上げて」いく模型なのです。
建物部分はすべて45度のトメ接着ですっ!
45度接着だからこそ角が出るのですね。
金型射出によるプラは、この部分は経年による金型の凹み、プラでいうと厚みが出てきたり、バりなどが発生しやすくなります。 某でも45度の箱組みは難儀しましたが、これしか設計のしようがないと思いました。
45度の頂点を出すには、接着面が垂直、直角でなければなりません。
それでも最先端部には線というか、合わせ目が発生します。
むしろ、薄いバリがあったほうが接着後に整形しやすかったと思います。
隙間をパテで埋めるより、バリを接着剤で溶かして、ヤスリで整形して角を出すほうが、はるかに手間もいらずに製作がやりやすいと思います。
それでも何というか、意外にピッタリくるところもあるです…
接合部には接着ガイドがありますが、信用するより、切除して、外面合わせを優先します。
そして溶きパテホワイトを盛って、乾燥後にサンディング。
全ての合わせ目に…
腰曲輪はやっかいです。屋根と壁の角度はダボを無視するしかありませんでした。
よせばいいのに、変則的な屋根を一体成型してあるので、合うハズがありません。
周囲の取り合い部分が少しでもズレたら昇天間違いなしです。
童友社さんも金型改修はしていろようです。
壁の屋根の接合部は押しピン跡でグチャグチャになっています。
古い押しピン跡がボロボロでバリだらけであって、新しい押しピンがその脇にあるというハチャメチャ具合ですが、見えない接合部は削ればいいだけで、手間は掛かりますが仕方のないことだとあきらめました。
ロングセラー商品である「お城シリーズ」、多くの普通の方々が購入してきたと思われますが、ほとんどの方々が完成に至らなかったと推測いたします。
何故か?
説明書がダメです。
自社製品をわかっていないですな。
説明書は各部の曲輪や天守を組み上げてから、最後に総組み立てと書いてありますが、
塗装、どーすんのよ?
付属のパウダーを振り掛けるって、何で固着させるのよー?etc…
フツーの人には全然理解できないと思われます。
多分、「おーしっ、お城でも作るかー!」
で、最初の45度接着で挫折して、それでも何とか形になっても、角の隙間でやる気なくすんだろうなー。
付属の原色のパウダーや松の葉のパーツ見て、「コレ、何?」状態…
パウダー、振り掛けただけじゃ吹き飛んじゃうでしょっ!
「木工ボンドを水で薄めた液体を塗り、その上に振り掛けます」
くらいないとフツーの人には通じませんがな。
メーカーやモデラーさんはわかっているから構いませんが、フツーのパパやママさんたちにわかるような言葉で書かないといけませんね。
そういう点ではタミヤは優れているわけです。
接着ダボも左右で変えてみたりとか、必ずくみあがりますからね。
まー…とにかく、時間を掛けて楽しむアイテムですな。
組めないキットではありませんでした。
作りたいと思う方は、それなりの時間的な余裕をもって攻城すべし、です。
完成したお城は、その日本独特の城という雰囲気を十分に味あわせてくれることでしょう。
何かと苦労したキットですが、お城も中々イイなーと思いましたゾ。
でも、何でこんなに時間が掛かったのだろーか…?
決して工作技術が落ちたとは思えないのだが。
まー、そういったすべてのパーツ整形と組み立て合わせに時間がとられたってことなんだろうなー。
3日、無理ですよ。
5日でも重労働ですからね。
10/9 午後6時、某のお仕事は終わりました。
写真は番宣用の決め撮影をしている土田さんとカメラマンの田中さん。
お疲れさまでした~… ……。
----------------------------------------------------------------
製作疲れも何のそのっ!
今朝は5時起きでした。
マリーナがロシアに2週間里帰りする為です。
成田までは遠いので佐久平駅まで送り、新幹線で上野~成田と一人で行ってもらいました。
まー、子供じゃないですからね。
おっと! メシはどーするんだ?
レナが作るのー?
スーパーの弁当ですますかな…
長野県松原湖高原よりお届けいたしました~!
ようやくJCOMさんの11月放送分の製作が終わりました。
ホント、手強かったです。 童友社の「姫路城」デラックス版!
1972年の金型でして、当時の設計としては今も通用するロングセラーキットだっ!
「大人のプラモ道」というカテゴリーに見事合致した選択なのだが…
当時の設計を今の眼で見て評価するのは酷だろう。
よく言われる、「合わない」という言葉は少し見当違いなのかもしれない。
製作してみて感じたことは、城郭模型というのは、他の戦車模型などとは違う手順で「組み上げて」いくということでした。 そう、文字どおり「組み上げて」いく模型なのです。
建物部分はすべて45度のトメ接着ですっ!
45度接着だからこそ角が出るのですね。
金型射出によるプラは、この部分は経年による金型の凹み、プラでいうと厚みが出てきたり、バりなどが発生しやすくなります。 某でも45度の箱組みは難儀しましたが、これしか設計のしようがないと思いました。
45度の頂点を出すには、接着面が垂直、直角でなければなりません。
それでも最先端部には線というか、合わせ目が発生します。
むしろ、薄いバリがあったほうが接着後に整形しやすかったと思います。
隙間をパテで埋めるより、バリを接着剤で溶かして、ヤスリで整形して角を出すほうが、はるかに手間もいらずに製作がやりやすいと思います。
それでも何というか、意外にピッタリくるところもあるです…
接合部には接着ガイドがありますが、信用するより、切除して、外面合わせを優先します。
そして溶きパテホワイトを盛って、乾燥後にサンディング。
全ての合わせ目に…
腰曲輪はやっかいです。屋根と壁の角度はダボを無視するしかありませんでした。
よせばいいのに、変則的な屋根を一体成型してあるので、合うハズがありません。
周囲の取り合い部分が少しでもズレたら昇天間違いなしです。
童友社さんも金型改修はしていろようです。
壁の屋根の接合部は押しピン跡でグチャグチャになっています。
古い押しピン跡がボロボロでバリだらけであって、新しい押しピンがその脇にあるというハチャメチャ具合ですが、見えない接合部は削ればいいだけで、手間は掛かりますが仕方のないことだとあきらめました。
ロングセラー商品である「お城シリーズ」、多くの普通の方々が購入してきたと思われますが、ほとんどの方々が完成に至らなかったと推測いたします。
何故か?
説明書がダメです。
自社製品をわかっていないですな。
説明書は各部の曲輪や天守を組み上げてから、最後に総組み立てと書いてありますが、
塗装、どーすんのよ?
付属のパウダーを振り掛けるって、何で固着させるのよー?etc…
フツーの人には全然理解できないと思われます。
多分、「おーしっ、お城でも作るかー!」
で、最初の45度接着で挫折して、それでも何とか形になっても、角の隙間でやる気なくすんだろうなー。
付属の原色のパウダーや松の葉のパーツ見て、「コレ、何?」状態…
パウダー、振り掛けただけじゃ吹き飛んじゃうでしょっ!
「木工ボンドを水で薄めた液体を塗り、その上に振り掛けます」
くらいないとフツーの人には通じませんがな。
メーカーやモデラーさんはわかっているから構いませんが、フツーのパパやママさんたちにわかるような言葉で書かないといけませんね。
そういう点ではタミヤは優れているわけです。
接着ダボも左右で変えてみたりとか、必ずくみあがりますからね。
まー…とにかく、時間を掛けて楽しむアイテムですな。
組めないキットではありませんでした。
作りたいと思う方は、それなりの時間的な余裕をもって攻城すべし、です。
完成したお城は、その日本独特の城という雰囲気を十分に味あわせてくれることでしょう。
何かと苦労したキットですが、お城も中々イイなーと思いましたゾ。
でも、何でこんなに時間が掛かったのだろーか…?
決して工作技術が落ちたとは思えないのだが。
まー、そういったすべてのパーツ整形と組み立て合わせに時間がとられたってことなんだろうなー。
3日、無理ですよ。
5日でも重労働ですからね。
10/9 午後6時、某のお仕事は終わりました。
写真は番宣用の決め撮影をしている土田さんとカメラマンの田中さん。
お疲れさまでした~… ……。
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製作疲れも何のそのっ!
今朝は5時起きでした。
マリーナがロシアに2週間里帰りする為です。
成田までは遠いので佐久平駅まで送り、新幹線で上野~成田と一人で行ってもらいました。
まー、子供じゃないですからね。
おっと! メシはどーするんだ?
レナが作るのー?
スーパーの弁当ですますかな…
長野県松原湖高原よりお届けいたしました~!
by shisyo_orion
| 2013-10-10 10:44
| 完成したぞ!