2015年 06月 06日
ログハウスの棟上げはシノだ~! |
ウィッス! 長野県よりこんにちは。
いやぁー、今週はシノだった。
「シノ」というのはシンドかったという意味みたいです。
これは作業2日目の写真です。一日目は木内親方と一緒にヘルプしましたが、この日は某だけ・・・。
「ひっときら行って、コキ使われてこい」という暖かいお言葉に
「親方の仰せのとおりに・・・」という次第。
基本的にログは積み木のような感じです。
重機で長物を釣り上げてパコンと嵌める。
そうすれば外壁と内壁・間仕切りが一辺に終わるというシロモノ。
外部周りには止水テープを貼り、クロスする嵌合部はシリコンをⅩ状に塗布します。
プラモと違って接着剤はありませんので、ダボと呼ばれる杭状のものを打ち込んで上下を連結します。
部材は番号がふってあるので、順番に組み上げていば素人さんでもできます。
電気配線などが通る部分なので、ここにはダボを打ち込んではいけません。
ダボは2段にわたって連結されるので、大ハンマーやカケヤなどでガンガン打ち込みます。
高さが上がるにつれて足場も上げていきます。
もう、登ったり降りたりで、テープ貼ったりコーキングしたりしていると
「お~い! ナカっちゃん! そっちいくゾー! はやくコーキングしろー!」と煽られます。
しかも足元はグラグラの足場・・・。
X状のブレスという筋交いもロックがサビついて効いていなかったり・・・。
スゲェーおっかない状態で、大ハンマーをガンガン打たなければなりませんでした。
一本橋は渡してあるだけで、歩くと撓みます・・・。
しかも2m位のログを持って・・・。
こういう時は下を見てはいけません。渡し板だけを見ないとオカシクなってしまいます。
昨日は午後から雨で、この後に屋根にブルーシ-トを掛けましたが、気休め程度でした。
午後4時半頃にはビッショリと濡れてしまい、ちょっとだけ早仕舞い。
突っ張り部分にはサッシが入りますので、突っ張りは一時的なもの。
はてさてどーなることやら。
このログはカナダ産の角ログという、ラミネート張り合わせで木を貼り合わせてあります。
丸太のログは年月と共に下がってきて、ドアが開かなくなったりすることもあるそうです。
角ログはそれに比べれば狂いが少ないと言われていますが、実際の所は某にはわかりません。
何はともあれ、力技でフラフラです。
この1週間で1.5㎏痩せました。
日差しが照ると、1時間もちません。水分を補給しつつ、ガンガン大ハンマーを打った仕事でした。
来週からは屋根と床。
木内親方は逃げちゃったので、某が「身に染みて」(真剣にの意かな?)動かなければなりませんな~・・・。
明日は本当の意味での「骨休み」。
大(二)仕事も楽じゃないですな。
今夜も寒い、長野県松原湖高原よりお届けしましたー!
ふぅ~・・・。
by shisyo_orion
| 2015-06-06 21:54