2015年 06月 13日
今週あったコワ~イお話・・・ |
今週もまたまたシノだったです。
段々家らしくなってきましたが、屋根下地の垂木取り付け作業はおっかなかったですゾー!
写真では屋根にコンパネが貼ってありますが、金物取り付け時には何もない状態でした。
足場もなく、下を見ると優に7m位はあります・・・。しかもベランダ用の丸い基礎が林立し、そこからボルトが針のように突き出ているのです・・・。
キ〇タマが竦みあがるのを実感しましたゾ!
足を一歩前に出すのもガクブル状態で、棟の幅(約12cm)だけを見るしかないのです。
手前から付けて最先端まで何とかやったとして、今度は後退しなければなりません。
想像してみてください。
行くも地獄、引くも地獄とはこの事!
勇気がいるという以上に蛮勇で作業するというのは如何なものか・・・。
普通できませんよ。というか、こういうのはやってはいけないのです。
足場が掛かるのが11日(木)なので、3日待てば難なくできるのですが、職人というのは貧乏性なのでしょうね。
「決まりをつける」のが習性。先端だけ残すのはダメなんでしょうね~。
いや、生まれてこの方、こんなコワイ思いしたのは初めてです。
もし落ちていたらと・・・、その晩は夢でうなされました。
お次がコレ!
さすがに先端は勘弁してくださいとなったので、請け元の親方が先端をやったのです。
写真をよく見るとわかりますが、足元にコンパネが渡してあります。
それもハネダシというご法度状態。
親方が先端部を作業する時、某はこのコンパネの上(ログの上)に乗り、右腕を桁に絡ませて身を乗り出し、左腕を目いっぱい伸ばして先端の垂木を支えるという曲芸までやらされました・・・。
これもおっかなかったです。お蔭で右腕がアザになりましたが、もう勘弁してくださいが続いた月曜日でした。
10日(水)からは依然の海ノ口別荘地を手伝ってくれた親方の人工返しの応援。
在来工法の木造住宅の建前です。
木内親方と待ち合わせて現場に向かいました。
「オイ、ヘルメット忘れたか。」
「あっ! いっけねー。 すんません。」
「保険下りねぇーゾ」という道中に会話があったのですね。
でー、現場は他の応援が5人位いて、ワッサワサと始まったのです。
1階部分の木組みが終わって、親方は1階天井(2階床)の桁の上でボルト締めの作業をやっていました。
某は1階でボルトのセッチングで忙しく、ドーン!と音がしたので振り返ってみると・・・。
何と木内親方が1階床でひっくり返っているじゃありませんかー!
う~~・・・、う~・・・と唸っているので、慌ててすっ飛んで行って抱きかかえました。
何と、桁から転落したとの事!
しばらくすると意識が戻って、「大丈夫だ」と話したので、頭は打っていないようで一安心。
他の職方たちは我関せずみたいな感じで仕事していたのには腹立ちました。
親方は救急車でなく、建築屋さんの事務の方が迎えに来て病院へ行きました。
検査の結果は骨に異常はないということで自宅療養。全治1週間らしい。
某が思うに、しばらく動けないだろうなー。
最初の内はアドレナリンが出て、痛みも感じないだろうけど、
頭の位置から3m位の落差がありますから、生身の人間ではたまらないはずです。
いやぁー、ログの棟といい、親方のデン落ちといい、田舎の現場はおっかないですぅ~・・・。
「ケガと弁当は自分持ち」という風習には一部納得できない部分がありますなー。
救急車呼んで、労災適用なんてしたら恥ずかしいのかもしれません。
いやはや、どーなる仲田裕之! 次はオレか~?
今日は半日だったので、親方の家へ様子伺いに寄りましたが、2階から降りてこれなかったです。
う~む・・・、内臓や神経とかに影響が出ないといいなー。
何せ、雇用契約とかなーんもありゃしませんから、これからの事を考えるとちょっと不安・・・。
さて、そんな股間がゾッとするような話はさておいて、
明日は上田まで行ってきます。
このところ模型とは遠ざかっていますし、災難続きなので、気分転換が必要。
2か月位前に、上田市の小松憲史さんよりお誘いを受けていたので行ってまいります。
某はゲストではなく、一般参加です。
最新作もないので、とりあえずSWのVol.2で製作したシュビムワーゲンの情景を持って参加します。
模型雑誌もトンとご無沙汰の数年だし、AMの金子さんやヤマタクさんも来るらしいので、最近の模型事情を知る上でも行ってみる価値はありそうです。
という事で、今週はおっかない日々だった、長野県松原湖高原よりお届けしました~!
はぁ~・・・。
by shisyo_orion
| 2015-06-13 20:04
| 小海町通信