2016年 03月 21日
タミヤ 4号H型 製作-2 |
ウィッス!長野県よりこんにちは!
履帯の弛み表現はティッシュを千切って丸め、フェンダーとの隙間に押し込みます。少しきつめにしておけば、外した時に戻って丁度よくなります。奥まで平らになるように調整をします。接着は流し込み接着剤で行いました。 接着剤で溶かして違う表現をしてみました。溶接跡やガスによる溶断跡の表現ができます。写真は前部増加装甲板の開口部に溶断跡を付けています。流し込み接着剤を薄く塗って、ナイフの刃先で刻み込んでいます。「接着剤はプラを溶かす」、これの応用例です。
ジャッキ台に木目表現を行っています。これも金型の関係で、表面にあっても側面にはないからです。タミヤのコーティングブレードを使って傷を付けて表現しています。
牽引ワイヤーはタコ糸がセットされていますが、糸くずが多くてこれは使えません。変わりにナイロン糸(建築用の水糸)を使いました。先端部は穴が開いているので、パテで埋めています。
砲塔シュルツェンのハッチ丁番もモールドには大きな間違いがあります。本物は上下で挟み込んで、ドア部分が外れないようになっています。下部側のモールドを削って位置をずらして再接着します。削ったモールドはゴミみたいに小さく薄いので、なくさないように慎重に行います。
前部の予備履帯は、余ったパーツを1枚利用して、湾曲した状態を再現した。ボッシュライト用の電源カバーだけは真鍮線を使用した。
ナイロンワイヤーは蛍光色なので、溶きパテを塗布しないと隠蔽が難しい。
H型の特色であるエアクリーナー部はフェンダー上の遮蔽版と干渉するので、一部を切除した。
はぁ~、風邪だなー・・・。
クシャミ・鼻水まで始まってしまった。
おとなしくするべきなのだが、つい、薪いじりしたくなってしまうのです。
高校野球も始まったことだし、少しゆっくりと静養しようとは思っています。
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内部は白いサーフェーサーを吹いておきます。砲尾の内側はゴールドで筆塗りしました。閉鎖器がパーツとしてありませんが、仕方ありません。閉鎖器ハンドルはセミグロスブラック。塗り終わった筆でチョロハゲを表現しておきました。
砲塔シュルツェンのステーも薄く削りますが、補強部分には成型上の押し出しピン跡があります。凹んでいるので、カンナがけの要領でピン跡の円周上に沿って刃先を寝かせて、なだらかになるように整形しています。
シュルツェンステーは薄く削ってあるが、薄すぎると強度がなくなるので注意しよう。
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以上が製作編の途中写真と解説です。
わかりやすい日本語にしましたが、全て載るのか文字数などは不明。
まー、基本的なことしかしていませんが、だんだんエッチングとか、ないパーツとかをやりたくなってしまいました。出発前の慌ただしい中で、時間が限られていましたので仕方なかったナ。
次回は塗装編となります。
まだまだストーブを燃やしている、長野県松原湖高原よりお届けしましたー!
by shisyo_orion
| 2016-03-21 11:16
| 小海町通信